野菜類の冷凍食品の特徴はブランチングされていることです。
ブランチングとは、保存中に酵素の働きによって品質が変化するのを防ぐために野菜を80%ぐらい加熱することで、とろろいもや漬物などの例外を除いてほとんどの野菜は、ブランチングしてから急速凍結してあります。
品質を保つためにも解凍はせず、調理の際には凍ったままで使い、残りの20%を加熱するようにします。
野菜別に使い方をまとめてみました。
◆とうもろこし
凍ったまま、蒸し器で蒸すか熱湯でさっと茹でます。
◆サトイモやかぼちゃなど
凍ったまま、蒸し器で蒸すか熱湯でさっと茹でます。
煮物に使うときは、凍ったままで少なめの煮汁で煮詰めます。
かぼちゃの煮くずれを防ぐには、皮を下にして重ねずに一列に並べ、煮汁を少なめにし、落とし蓋を使って煮含めるようにします。
◆グリーンアスパラ、ミックスベジタブル、豆類など
色よく茹で上げるには、凍ったまま熱湯でさっと茹でます。
◆ほうれん草
ブロック凍結されているものは、あらかじめ低温解凍や自然解凍などで半解凍の状態にしておきます。
その後、熱湯に入れてボイル解凍します。
ボイル解凍した後は、熱湯から取り出したらすぐに流水につけ、急速に冷却してから水切りします。
◆フレンチポテトフライ
揚げ油はポテトの重量の3倍ほど用意します。
160℃くらいに熱し、凍ったままにポテトを2~3分程度、表面が薄いキツネ色になるまで揚げます。
揚げ油の温度が高いとカラッと揚がりません。
最近では、完全に加熱した、解凍すればすぐに食べられる枝豆なども販売されています。
こういった冷凍食品には、包装に「凍結前に加熱してあります」と表示されています。